ピルを飲んでいるのに生理が遅れる？一定の期間を過ぎたら病院が正解！

みなさん、こんにちは。

生理不順に悩んでピルを服用しているアブノーマル子です。

私と同じように、生理に関する悩みでピルを服用している人は珍しくないと思います。

ピルは初潮を迎えた人であれば服用可能なので、人によっては小学生でも扱えるって知っていましたか?

学生の時に体の不調に悩むこともなかったので、もっと早く知りたかった･･･と悔しんでいます(泣)

こちらは某大手の生理用品メーカーが300人を対象にしたアンケートなのですが、いかがでしょうか?

ピルの服用中に何か困ったことがある人は意外といることがわかります。

風邪や病気の際に処方される薬とは似ているようで違うので、思わぬ副作用や症状がでて戸惑った人はやはりいるんですね。

この記事ではピルの服用中に生理がこないという事例に焦点をあてて、その考えられる原因や正しい対処法をご紹介します。

ピルを服用することて生理がこなくなると誤解する方が女性でもいると思うのですが、そんなことはありません。

ピルの服用中であっても生理はちゃんとくるんですよ!

ただし、経血の量が減少します。生理が始まった数日間は経血量が多くても、全体的な日数でみると少なくなるといった感じです。

私も初めてピルを使ったときは生理が来るのか疑問に思っていたのですが、医師からの説明を思い出して生理がくるのを待ちました。

確かに血の量は少ないものの、生理は確認できたので｢あ、こういう生理はやっぱりくるものなんだ｣と思えましたよ。

そのため、経血の量が多くて悩んでいる人もピルを服用することがあります。

ピルに含まれるホルモンの働きにより、排卵が止まります。そうなると、子宮内膜が厚くなる必要はないので薄くなり経血量が減少するということになります。

また、子宮内膜からはプロゲステロンというホルモンが分泌されています。

このプロゲステロンが月経痛や、生理前症候群を引き起こす原因になります。

しかしピルの服用により子宮内膜が薄くなりプロゲステロンの分泌量が減ることになります。こうした仕組みで、生理痛や月経前症候群の症状が穏やかになるんですね。

ピルはホルモン分泌を減少させて排卵や子宮内膜の抑制に働きかけるのが主な効果で、生理を止める薬ではないと覚えておきたいですね。

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さて、ピルを処方されるとわかるのですが、ホルモンが含まれてる薬だけでなく、ホルモンを含んでいない偽薬(プラセボ)と合わせて1シートになっています。

偽薬、いわゆる休薬期間になった日に生理がくるというわけではありません。残念ながらそこまで正確に薬が作用することはないと考えた方が無難です。

この休薬期間中の2～3日目に生理がきて、4～5日間で終わることの方が多いです。

ただし、ピルを飲み始めた2～3か月は不安定な状態です。飲み始めた1か月目には生理がこないという人いるのも確かです。

そのような人でも、2か月目になって生理がきた事例もあります。

不正出血や生理周期が定まるには3か月以上服用を続ける必要があると考えて、飲み始めの3か月は生理がこなくても深刻に悩まなくて大丈夫ですよ。

ちなみに、低用量ピルの服用中に生理が来ないという割合は1％未満と言われているほど、まれにしか起こらないことなんです。

もし3か月以上服用した上で2周期続けて生理がこない場合は、妊娠している可能性も考えられます。

そのような場合は一度医師に月経がこないということを伝え、必要に応じて検査を受けるようにしましょう。

ここまでご説明したように、生理が遅れるのはよくあることなんです。

ピルの服用中に生理がこなくても、セックスをしていなければ妊娠の可能性はないので安心して大丈夫でしょう。

私は何度も遅れてきました。毎月同じ日に来ることはなかったけれど、生理がちゃんときていたので深く悩んだりはしませんでした。

ただし不正出血が続いたり、副作用の頭痛や吐き気がおさまらない場合は医師の診察を一度受けたほうが安全といえます。

また、激しい下痢や嘔吐が続いた場合はピルの成分の吸収が弱くなって避妊の効果が低くなることがあります。

このような場合も妊娠が原因で生理がこない可能性があるので病院で相談しましょう。

ピルにはいくつか種類やタイプがあって、経血が少ないけれど生理がくる人、生理が全くこなくなる人もいます。

ピルの服用をやめてしばらくすると、生理はくるようになるので長期間服用しても全く問題はありません。

ただし年に一度の採血・エコー検査、子宮がん検診を受診するようにしている病院がほとんどだと思うので必ず指示に従いながら服用を続けるようにしましょう。

ピルには避妊の効果はありますが、その効果は100%ではありません。

正しく服用した際の避妊率は99.3%といわれています。そのため、妊娠する可能は微々たるものですが一定の確率で起こりえるのです。

避妊率はなかなか高い数字なのですが、以下のようなことがあるとその数はぐんと下がってしまいます。

・薬の飲み忘れ

薬の飲み忘れ期間が続くほど、避妊率はさがってしまいます。妊娠を望まないのにセックスをする時は、コンドームを使用するなど他の避妊法も必ずするようにしましょう。

このように避妊法を組み合わせたとしても、妊娠を100%防ぐのは不可能なので、セックスを避けるのがベストな方法です。

・下痢や嘔吐の後

体調不良や何らかの感染が原因で、嘔吐や下痢が24時間以上続いている場合は薬の成分が十分に吸収されなかったり、体内にとどまる時間が短いうちに体外へ排出されることが考えられます。

ピルは1日一回、決まった時間に飲むことで効果を発揮する薬です。

私も飲み忘れてしまったことがあり、気づいた時には時間を確認して薬の効果が途切れないように調整をしたものです(汗)

成分が効かなかったことにより、排卵が起こって妊娠してしまうのです。

薬を飲み忘れたり、下痢や嘔吐の症状が続いてしまったことはありませんか?

それが原因で妊娠しているかもしれませんよ。

もう一つ考えられる原因としては、生理不順が挙げられます。

まず、ピルを服用している間に起きる生理は正確には｢消退出血｣といいます。

一定期間、ピルを服用することで子宮内膜を排卵後に近い状態にして、休薬期間を挟むことで体内のホルモン濃度を低下させます。

ピルによるホルモンの供給がなくなると子宮内膜が維持できなくなり、剥がれ落ちます。

これが消退出血(=生理)です。

もともと生理不順であった人の場合は、1か月周期で繰り替えすようになるまで時間がかかるんです。

ピルを飲み始め～3か月の間は生理がこなかったりと不安定なのはすでにご説明したとおり、よくあることなのでなんら問題ありません。

同様に生理不順が起きていて問題ない遅れとも考えられます。

生理周期は25~40日周期が一般的です。そして生理が1週間前後するのも問題ない範囲です。

生理がこないとしても、まずは落ち着いて何日ぐらい遅れているのか数えてみましょう。

1週間以内に生理が来た場合は、よくある生理不順です。私の場合はこれでした。

最後に考えられる原因としては、他に飲んでいた薬の影響が考えられます。

実は抗生物質の「ペニシリン系」と「テトラサイクリン系」は、ピルの効果を下げることが確認されています。

病院で診察を受けた際には、ピルを服用していることを伝えましょう。担当に医師に伝えるのがべストですが、受け取る際に薬剤師に質問するのも手です。

また、セントジョーンズワートというハーブを使ったサプリメントもピルの働きに影響がでることがあるので注意するようしましょう。

欧米ではうつ病に使われているハーブですが、日本ではサプリメントとして広まっていますいます。

更年期を明るく過ごしたい、気分が落ち込んでいるので軽くなりたい時に服用すると効果があるサプリメントです。

私はこうした事実を知りませんでした。

ピル服用中に別の薬を飲まなければいけない時に、飲み合わせが悪くならないか必ず医師に確認をとるようにしていて良かったなと思いました(汗)

このセントジョーンズワートですが、ハーブティーに含まれていることもあります。

好んでハーブティーを飲んでいる方は、購入する前にパッケージをよく読んで確認しましょう。

避妊率がどれくらい下がるのか気になると思いますが、やはり体質や飲み方によって異なるので明確な数字はわかっていません。

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ピルを服用していて、｢これって大丈夫なのかな?｣ということはあると思います。

以下のようなことがあった場合は、一人で悩まず病院へ相談しに行くことをおすすめします。

・生理開始予定日から2週間以上経過しても生理がこない

・ふくらはぎの痛み・痺れ・激しい胸痛や息切れがでてきた時

・生理がこないのに下腹部痛がある

・断続的に痛みがある

・生理とは異なる不正出血がある

以上はあくまでも一例にすぎません。自分でおかしいなと思ったら、相談することをおすすめします。

自分はピルを続けて2～3年になりますが、お腹に鋭い痛みが走る日々が続いた時がありました。

最初は｢まぁ･･･何度か経験したことあるしな････｣と思っていたのですが、指一本動かせないほどの痛みが出たので｢流石におかしい･･･!｣と思い病院へ相談しに行きました。

痛みがあることを伝えたところ、何かの病気が原因ではないとのことだったので一安心できました。

どうやら一時的な症状だったようで、それ以降は問題ない日々を過ごしています。

自分はもともと生理不順でピルを飲み始めたので、なにかの病気が原因になっていたらどうしようと不安でした。

病院で相談した後では心の負担が全く違ったので、何か気になることがある場合は悩んでいないで早めに相談することをお勧めします!

生理がこないからとそのまま無視して、ピルの服用を続けるのは控えましょう。

ピルの影響で経血量が少なることはあっても、生理が全くこなくなることはごく稀なんです。

私は遅れることはあっても、全くこなくなるということはありませんでした。

飲み始め期間以降で2周期続けて生理がこない場合は、妊娠の可能性がまず考えられます。

妊娠の可能性に心当たりがなければ、何かしらの病気が進行してる可能性が高いです。

将来的に妊娠を考えている人は、無月経の状態を無視しているとホルモンバランスを正常に戻すのに時間がかかって妊娠が難しくなることもありえます。

生理がこない原因として有名な病気ですが一例として、多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣症候群があげられます。

卵巣の中でできる卵胞の発育が遅いことに加え、一定の大きさになっても排卵されず、卵巣内に多数の卵胞がたまってしまう病気です。

ピルの継続によって治療ができることもあれば、手術でしか治せない病気もあります。

ピルの服用中に何か体の違和感を感じたからといって、病院で相談するのは何も悪いことではありませんよ。自己判断は禁物です。

妊娠していた場合は、判明した時期によっては出産しか選べないという事態にもなりかねません。

12週までの中絶手術を実施している病院がほとんどです。それもそのはずで、日本では12週を超えて中期中絶手術を行った場合、死産の届出が必要になるんです。

12週以降は薬剤を投与して流産を促すという形での中絶になるので、早めに病院へ行くことの重要さが感じられると思います。

また、｢異常妊娠｣したから生理がこない時があります。

子宮内膜以外に着床してしまったり、胎児の発育に問題がある状態のことを指します。

いずれも治療するとなると母体への負担が大きくかかることになります。

｢生理不順だからピルの服用中でも生理が来ないんだ｣と安易に決めつけないようにしましょう。

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