首引き恋慕は危険な香りのする刺激的な体位！SM好きは試す価値あり！

こんにちは！日々様々な体位に挑戦している、風俗嬢のアブノーマル子です。

みなさんは「江戸四十八手」というものをご存知でしょうか。これは男女のセックスにおける、江戸時代から残る48種類の体位のこと。48手には表と裏があり、表裏合わせると96種類の体位があります。

この四十八手のなかには、SM要素の強い体位も含まれます。そのひとつが、ひもを使って行う「首引き恋慕」。

今回は、首引き恋慕について解説しちゃいます！ソフトSMな体位なので、マンネリ打破を目的に刺激を求める男女におすすめ。初心者にも試しやすい体位ですよ！

そもそも知名度としてはさほど高くない「首引き恋慕」。当編集部が無作為に抽出した男女100人に対して行った独自調査では、「首引き恋慕をしたことがありますか？」との問いに対し、「ある」と答えた人はわずか15%。

そもそもスタンダードな体位に比べて知名度がないうえに、「首だけをつなげる」という特殊さも相まって、行ったことがある人は少ないのかもしれません。

SM好きな男女に尋ねたら割合は変わってくるかもしれませんが、無作為にアンケートをとるとそのような結果になるのもうなずけます。

首引き恋慕は、輪にしたひもなどをお互いの首にかけて、対面座位の形でつながりあう体位のこと。

首を固定されて動くため、軽い拘束感が味わえるのが魅力です。お互いの身体を繋げているため、どちらかが後ろに倒れると、もう片方もつられて倒れてしまいます。その一心同じ体感が首引き恋慕の良さそのもの。

「恋慕」つまり「恋い慕う」というロマンチックなネーミングがつけられているように、「愛し合う男女が離れられない！」という燃え上がる気持ちを体験するにはうってつけの体位なんです。

ただし首を固定されている分、激しく動くと首に痕がついたり、首を痛めるリスクもあります。

私は正直なところ、初めて行う際は恐怖心もありました。首を固定されるということでケガをしないか心配になってしまったんです。実際は、相手とのペースをつかんで正しく行えばそこまで危険ではありません。

「SMに関心はあっても、いきなりハードなものはちょっと…」というひとにおすすめなのが、この首引き恋慕。

ひもを使うことから立派な緊縛プレイなのですが、首にひもをかけるだけなので、ソフトなSMを楽しむことができるのです。

また、緊縛プレイの中でも、「お互いの身体をつなぐ」というのはとても珍しい体位。

SMといっても、どちらかが痛みを感じるというよりは、軽く拘束しあって身動きを取りにくくするという程度。緊縛プレイを試してみたいという好奇心旺盛なカップルにはぴったりです。

私自身、「ちょっとひもを使って何かしたい…」という男性にはこの首引き恋慕をおすすめしていました！

ひもを使うソフトSMとなると、手足をしばるのが一般的ではありますが、本格的なSMを好む男性でない限り、「軽く拘束しあいたい」「SMを試してみたい」という気持ちが大きいだけのこともあるので、首引き恋慕がぴったりなケースも多いのです！

実は、首引き恋慕は動きを制限する体位でありながら、男性の腰を動かしやすくする体位でもあります。

ひもを首にかけるため、少しでもお互いが後ろに倒れるとひもが張りつめることとなり、首が重心の支点となります。すると上半身が固定されるため、男性は体を支えられた状態となり、腰が動かしやすくなるのです。

特に、対面座位は座る位置によっては不安定になりがち。私自身、対面座位は好きな体位のひとつなのですが、椅子に腰かけたときには時々バランスを崩して倒れそうになったこともあります。

この首引き恋慕はそういう意味でもバランスがとりやすい体位として重宝しています。

これは対面座位全般にいえることですが、首引き恋慕は女性が主導権を握りやすい体位です。

上に乗ることで自分のペースで動きやすくなり、首が固定されていることでかえってハードなピストンも可能に。

いつもより奔放に自ら動きたい女性には、首引き恋慕は最適といえるでしょう。私は性格がSというわけではないのですが、相手に奉仕したいときほど、思い切り自分から動きたいので首引き恋慕はぴったりです！

首引き恋慕は対面座位のひとつなので、精神的な満足度が得やすい体位。なぜなら、向かい合って密着することで、ハグやキス、愛撫も織り交ぜながら動くことができ、愛を囁き合うことができるから。

非常に幸福感が高く、男女ともに満足度が高い体位といえるでしょう。また、首がひもで固定されていることにより、通常の対面座位よりも「つながっている感」「離れられない感」が強くなります。

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首引き恋慕をするには、まずはひもを用意するところから始めましょう。

ひもは、なわとびのひものような典型的なひもでも良いですし、手頃なネクタイやベルト、あるいはソフトめなマフラーなどでも大丈夫。

皮などでつくられた専門のSMグッズを使うのも、雰囲気が出るのでおすすめです。

私の経験だと、よほど最初から「首引き恋慕をしよう！」と決めていない限り、手元にひもが用意されていないことも多かったです。そういうときには、男性のベルトやネクタイを使ってプレイするのがおすすめ。

普段スーツを着るときに使っているベルトやネクタイを使って、こんなみだらな行為をする…という背徳感から、やたらと興奮する男性もいるんです！

ただし、ひもや縄の素材が硬かったり、目が粗かったりすると、首が擦れて痛い思いをしてしまいます。そういう場合には布を当てるなど配慮をするのが良いでしょう。

私はちょっと大きめのタオルを使ったりもしていました。ホテルにあるものですし、首を痛める心配がないので使いやすいですよ。

首引き恋慕の体位は、まずは対面座位からスタート。

通常の対面座位のように、座った状態の男性の上に女性がまたがるようにして挿入しましょう。対面座位の体勢が出来たら、お互いの首にひもをひっかけます。

基本的には、首引き恋慕も対面座位なので、ピストンは対面座位のときと同様。

抱きしめ合いながら動くもよし、お互いの体をさわりあい、愛撫しあいながら動くもよし。男性が主導でピストンすることも、女性が主導でピストンすることもできます。女性主導で動くときには、前後のグラインド運動も織り混ぜると、疲れにくく長くプレイが楽しめるでしょう。

さらに、首引き恋慕ならではのひもを活かした動きも醍醐味。

ひもが張りつめるくらい、お互いの上半身をから離して、首を支点にした動きをすることで、男性は腰をななめ上方向に動かすこともできます。

女性も同様に、ひもを活用することでななめ下方向へのピストンができるようになります。

上手に動くと、Gスポットも刺激しやすく、女性の中イキがしやすい体位でもあります。

よりSM感を高めたいなら、ひもをどちらかが握ってしまうことがおすすめ。こうすることで、まるで首輪をつけリードを持っているような感覚になります。

支配的な欲求が高まっているS気質の人や、支配されたいM気質の人にはぜひ試してみてもらいたいプレイです。

また、男性の首にひもをかける騎乗位の「流鏑馬」や、女性の手足を縛る体位である「達磨返し」と合わせてプレイすることで、SM感をアップさせることができます。

首引き恋慕を楽しむなら、注意しなければいけないのはひもの長さと太さ。また、素材です。

ひもは輪の大きさが大すぎると拘束感がありませんし、逆に小さすぎると苦しくなってしまったり動きにくくなってしまったりします。長すぎず短すぎないのがポイント。

ひもの太さが細すぎると首が痛くなってしまう可能性があり、痕が残ってしまうことにもなりかねないので気をつけましょう。

素材によっては、首元が擦れて痛くなってしまうことにもなるので、肌に優しい素材を選ぶ工夫も大切。

男女ともに首を支点にして動く場合には、ひもがピンと張りつめられていてお互いの力を引っ張り合うようにしなければ、バランスが崩れてしまいます。どちらかの力が強すぎて偏りが出ると、体勢がうまくとれません。

首引き恋慕では動きが限定されてくるので、深い挿入感は味わいにくいのが難点。

挿入感を得たい場合には、同じくひもを使って楽しむ「流鏑馬」や「達磨返し」などに体位を切り替えて行いましょう。

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先述したようにひもは何でも可能ですが、SM感を強くしたいなら本格的なつくりのベルトを使用するのがおすすめ。

「マガこれ クリムゾンSM No.14 No.15」のうち、No.14の胴腰ベルトなら、首にかけても十分な長さといえるでしょう。

素材に使われているのは、表面はPVC合皮。こちらは高級感を感じられる素材です。また、裏面にはPU合皮を使用することで、肌触りの良さを実現。首元に使っても肌を傷めにくいといえます。

SMらしさを演出するにあたり、スタンダードな縄でプレイしたいなら、こちらのセットがおすすめ。

絵に描いたような縄は、緊縛プレイに最適でお互いの興奮を高めること間違いなし。あえて赤い縄を使ってみたり、体の他の部位を縛りながら首引き恋慕をするのも良いでしょう。

ソフトSMに興味があるひとでも、いきなり本格的な縄をだしてきて「縛って」というのは、ちょっと気が引けてしまいますよね…。

ここでは、私が実際に行った首引き恋慕への誘い方を紹介しちゃいます！

(ちなみに、SMに対して強い嫌悪感がある人や、首元にものを巻かれることに強い苦手意識がある人もいるので、そういう人には提案しないほうが良いですね。少し試してみて、相手が不快そうなそぶりをしたら、やめておきましょう。)

首引き恋慕を試してみたいときにスムーズに移行できるのは、着衣のままのセックス。

特に、男性がスーツを着ているときは絶好のチャンス！ネクタイやベルトなど、身体を縛るアイテムを身に着けているからです。冬場であればマフラーも良いですね。

自宅やホテルに行ったら、コートやスーツはさっさと脱いでリラックスしたいという男性も多いと思うのですが、ここはそんな流れにならないようしっかり誘導したいところ。玄関で誘惑したり、服を脱ぎ初めにくっついたりと、服を全部脱がないようにコントロールしましょう。

男性がスーツを着たままセックスできるなら、ほどいたネクタイは遠くに置かずになるべく近くに置いておきましょう！

ズボンのベルトも外した後は、ズボンを下げてセックスか、あるいは脱いだズボンもそばに置いておきましょう。

首引き恋慕をするためには対面座位がマストなので、頃合いを見て対面座位へ移行。少し挿入を楽しんだら、そばにあるネクタイやベルトをおもむろに手に取りましょう。

このときのポイントは、突然ネクタイやベルトを相手の首にかけてしまうと、さすがに相手もびっくりしてしまうということ。SM趣味がないと思っていた相手から首に何かを巻かれるというのは、思った以上に衝撃的なので、警戒させないよう気をつけます。

なので、まずは自分の首元にネクタイやベルトをひっかけ、相手のほうにも持っていくのが良いでしょう。輪をつくってからかけるのもありですが、相手の首元に持っていってから結ぶのもあり。

このとき、顔を寄せたり、キスをするなどして安心させてあげるとなお良いです。

なんてやりとりをしながらお互いの首を固定すると、自然に首引き恋慕の体位になることでしょう！

私の経験上、ひもを巻く際に相手への思いやりがあるかどうかで、首引き恋慕を楽しめるかどうかが変わってくる印象です。相手の不安を拭って、「少しでも離れたくない、くっついていたい」という雰囲気を前面に出すことで、軽い拘束感が快感になります。

また、相手が抵抗を感じるようなら、すぐやめましょう。痛みを感じている場合も同様です。

ぜひ試してみてくださいね！

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