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アルバートフィッシュによる犠牲者400人超え!?子供殺し・人食愛者の以上犯罪まとめ!
アルバートフィッシュはアメリカで史上最悪のシリアルキラーと言われた人物です。彼が起こした犯罪の数々や、彼の生い立ち、経歴を調査しました。見るに耐えない経歴と犯罪の数々…どうして『歴史史上最悪のシリアルキラー』が生まれてしまったのか。考えてみたいと思います。
この記事に登場する専門家
エロを追求するOL
マル
アルバートフィッシュとは?
こんにちは。歴史好きOLライターのマルです。
今回は19世紀にアメリカを震撼させた犯罪者、アルバートフィッシュについて調査しました。
アルバートフィッシュは、400人以上の犠牲者を出したといわれる史上最悪のシリアルキラーです。
現在でも彼の起こした犯罪については、『狂人』『アメリカ史上最悪の異常者』と語り継がれているほど。
シリアルキラーの中でも、最も残忍で人間離れした犯行を繰り返していました。
ここまでの『性的倒錯者』は、居ないのではないでしょうか。
究極のマゾヒストでもあり、サディストでもあったアルバートフィッシュの複雑な生い立ちや犯行、逮捕から死刑に至るまでを分かりやすくまとめています。
プロフィール
まずはアルバートフィッシュのプロフィールを見てみましょう。
名前 | アルバート・ハミルトン・フィッシュ |
生年月日 | 1870年5月19日 |
年齢 | 65歳没 |
出身地 | アメリカ合衆国・ワシントンDC |
身長/体重 | 165㎝/58㎏ |
死因 | 電気椅子による死刑 |
アルバートフィッシュは、19世紀アメリカの猟奇的殺人者であり、犯罪者・異常性癖者です。
『彼を超える異常性癖者は見た事が無い』と言われるほど。
彼が起こした犯罪はどれも聞くに耐えないものであり、異常性癖だけでなく、サイコパスなど、生まれつき狂人だったのではないか…と筆者は感じました。
同じような犯罪が2度と起こらない為にも、彼の生い立ちや経歴、犯罪の数々に目を向けてみたいと思います。
『満月の狂人』と呼ばれたシリアルキラー
アルバートフィッシュが起こした犯罪は、異常なものばかりでとても残酷。
19世紀当時、アメリカを震撼させました。
あまりに残忍な犯罪と、犠牲者の多さから『満月の狂人』『グレイマン』『ブルックリンの吸血鬼』と呼ばれていたそう。
『400人以上の犠牲者が居る』と自供
犠牲者の正確な人数は分かっておりません。
しかし、アルバートフィッシュ本人は『400人以上』と自供しています。
数多くいる歴史上の犯罪者の中でも、『最も狂人』だと言われるアルバートフィッシュ。
まずは彼が起こした犯罪から見ていきたいと思いますが、とても残酷で身の毛もよだつほどの内容になっております。
苦手な方は読み飛ばしていただく事をおすすめします。
アルバートフィッシュが起こした犯罪とは?
①100人の犠牲者を出した事は間違いないと言われている
アルバートフィッシュは、『1910年~1934年までに、400人以上の子どもを殺した』と自供しておりますが、正確な人数は分かっていません。
しかし、400人のうち100人は、アルバートフィッシュの犯行の犠牲者であるという事が分かっているそうです。
僅か24年の間に間違いなく100人の犠牲者を出したアルバートフィッシュ。
それだけを見ても、どれだけ彼が『異常』であるかが分かりますね。
あまりに数が多いので、彼の犯罪のうち代表的なものを紹介します。
閲覧には注意してください。
・トーマス・ケッデン
1910年にアルバートフィッシュが起こした事件。
彼はトーマス・ケッデンという当時19歳の少年を拷問の末、殺害しています。
トーマス・ケッデンを小屋に連れ込み、2週間にもわたって拷問を続け、最終的に拘束したまま少年の局部(性器)を切り落とすといった犯行に及びました。
殺害後は、切断した性器と10ドル札を持って、その場を離れたのだそうです。
・グレース・バッド
1928年にアルバートフィッシュが起こした事件です。
彼は当時10歳のグレース・バッドを自宅から連れ出し、彼女を殺害し、殺害後に食したとされています。
アルバートフィッシュは、エドワード・バッドが新聞に掲載していた求人の広告を見て、バッド家へ訪れたのだそうです。
この事件は解決までに2年の月日がかかっており、当初は犠牲者の家族が疑われるなどもあったそうですが、犯人(アルバートフィッシュ)から手紙が送られてきた事で、ついに犯人逮捕に至ったのです。
この時に犠牲者家族に送った手紙の内容については、『アルバートフィッシュの逮捕後』の項目で、詳しく紹介します。
②犠牲者は6歳未満の子どもが多い
アルバートフィッシュによる犠牲者は、主に6歳未満の幼い子どもだったと言われています。
成人に対して犯行を行う事もありましたが、彼は『若くて小さい男児が好み』だと自分で確信していたのだそう。
男児といっても、女性や女児にも犯行は及んでいるため、いつ誰が被害に遭うか、全ては彼の気分次第だったのかもしれません。
相当に歪んだ人物である事が分かります。
③カニバリズム
殺人といった犯罪だけでも、十分に異常者である事が分かりますが、彼は人肉を食べる目的で犯行を繰り返した事もありました。
人肉を食べる行動は『カニバリズム』と呼ばれています。
犠牲者の肉を柔らかくするため、縛り上げてムチ打ちをするなど、初めから食べる目的で犯行をするなんておぞましい事この上ありません。
彼のこういった行動も『歴史上最も異常な犯罪者』と呼ばれる所以でしょう。
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アルバートフィッシュの生い立ちから異常性癖の原因を探る!
①代々精神疾患者が多い家系だった
アルバートフィッシュは生まれつき『異常者』だったのか、成長過程で異常になってしまったのか、彼の生い立ちから探っていきたいと思います。
アルバートフィッシュは、彼の父親が当時75歳、母親は当時32歳という両親の元で誕生しました。
母親は幻覚症状があり、父親は躁うつ病を患っていたと言われています。
また、彼の伯父も躁病を患っており、兄弟たちも精神疾患を持つ人が多かったそう。
精神病院で亡くなった親族もいたのだとか。
代々、精神疾患を持つ事が多い家系なのかもしれません。
アルバートフィッシュ自身にも、精神疾患はあったはずです。
②孤児院ではムチ打ちを楽しみにしていた
アルバートフィッシュが5歳の時、父親が亡くなった事で彼は孤児院に預けられます。
彼は数年間、家族と離れ孤児院で暮らしますが、孤児院での生活で異常性癖が生まれてしまったのでは?と言われているようです。
彼が預けられていた孤児院では、教師による虐待があったのだそう。
他の子どもたちの前で裸にさせられ、お尻をムチで叩かれるなど、精神的にも肉体的にも虐待である、という事が日常的に行われていました。
多くの子どもたちはこれを恐れ嫌がりますが、アルバートフィッシュは『ムチ打ち』という行為を快感に感じていたのだそうです。
『自分だけがムチ打ちを楽しみにしていた』と、本人が後に話しています。
虐待という恐怖から自分を守るために快感に変えてしまったのか、元々そういった性質があったのかは分かりませんが、幼い頃から周囲の人間とは違う『異常さ』が見えますね。
③カニバリズムの影響は兄から?
孤児院に預けられてから数年後、母親が迎えにきた事で家族の元へ帰る事が出来たアルバートフィッシュ。
孤児院から彼が家族の元へ帰ると、そこにはちょうど年の離れた兄が除隊し自宅に帰ってきていました。
兄は戦場で体験した話をアルバートフィッシュに話して聞かせたといいます。
その体験談の中で、人肉を食べる話を特に熱心に話しており、アルバートフィッシュも強く関心を示していたのだとか。
後に彼が『人肉を食べるために犯行に及ぶ』事になったのは、この時に兄がした話の影響もあったのかもしれません。
④12歳でスカトロに目覚める
アルバートフィッシュが12歳の頃、電報配達の仕事をしていた少年と親しい仲になります。
この頃、アルバートフィッシュは仕事で忙しい母親との暮らしで、常に寂しい気持ちを抱えていました。
親密な仲になった電報配達の少年は、食糞や飲尿に性的興奮を覚える、いわゆるスカトロと呼ばれる性癖があったのだそう。
この少年との出会いがキッカケで、アルバートフィッシュ自身もスカトロに目覚めます。
⑤サウナに入り浸り強姦を繰り返していた
12歳の時点で、既にムチ打ちやカニバリズム、スカトロなど、あまりにも複雑な性癖を身に付けてしまったアルバートフィッシュ。
青年期には、自身の性癖とマッチする相手を探しますが、簡単には見付かりません。
19歳の時に家族でニューヨークに移り住む事になった時、彼はサウナに入り浸るようになります。
彼はそのサウナで少年を誘い、強姦を繰り返していたそうです。
常に歪んだ性癖を発散させる場を探していたのかもしれませんね…。
生い立ちを見ても、非常に様々な要因が複雑に絡み合い、彼に『自分が異常である』と気付かせてしまったのではないでしょうか。
生い立ちが彼を『異常』にしたかどうかは分かりません。
そもそも、そういった性質が無ければ受け入れる事も無いと思いますから、元々『異常性癖』を持っていた可能性もあります。
しかし、それに気付かせてしまったのは、環境などの要因があったからかもしれません。
28歳で結婚し子どもも居たが異常性癖は治らなかった
①1898年に結婚し子ども6人をもうける
複雑な生い立ちと性癖を持つアルバートフィッシュですが、彼は28歳で9歳年下の女性と結婚しており、結婚後は6人の子どもをもうけています。
10代で『若くて小さい男児が好み』と確信していたアルバートフィッシュが、どういった経緯で普通の結婚に至ったのかは分かりません。
彼は結婚後、塗装工をしながら父親として家族の大黒柱をしていました。
しかし、アルバートフィッシュが結婚したのは1898年。
彼が初めて殺人を犯したと言っていたのが1910年、妻と子どもがいる頃です。
②『熱心なクリスチャン』として模範的な市民だった
結婚後のアルバートフィッシュは『熱心なクリスチャン』であり、模範的な市民だったといいます。
しかし、実際の彼は貧民街の子どもたちにわいせつ行為をするなど、とても模範的とは言えない行為を続けていました。
結婚中の1902年には800ドルを盗んだ事で、窃盗で逮捕され2年間服役していた事もあったそうです。
③子どもたちの目の前でも異常性癖を隠さなかった
アルバートフィッシュは、自分の子どもたちに暴力をふるう事は無かったそうです。
しかし、『一般的な父親』とはかけ離れた行為を、子どもたちにしていた事も分かっています。
彼はなんと自分の子どもたちに、釘を打った板を渡し、『尻を叩いてほしい』といった要求をしていました。
子どもたちはもちろん、こういった行為に疑問を抱きますが、彼は『キリストの受難を味わうため』だと説明していたそう。
④結婚後も強姦は止められず離婚に至る
アルバートフィッシュは、結婚後も少年を強姦する事をやめられず、窃盗で服役していた2年間の間、囚人仲間と不倫関係になるなど、常に自身の性癖を満たす事ばかり考えています。
アルバートフィッシュの妻は、1917年に別の男性と浮気をし蒸発。
結婚19年目で離婚に至りました。
⑤離婚後、全米を放浪しながら犯罪を重ね逮捕
離婚後、自分を止めるものが無くなったのか、アルバートフィッシュは塗装工として全米を放浪しながら犯罪を重ねていくようになります。
雑誌で自分を奴隷にしてくれる恋人を募集したり、シリアルキラー化を加速させ、自身の性癖に自分自身も歯止めが効かなくなっていたのではないでしょうか。
そして遂に被害者への手紙から逮捕に至り、1935年に死刑判決を受ける事となります。
『満月の狂人』アルバートフィッシュの異常性癖とは?
あまりにも多くの『異常』と呼ばれる性癖を持つアルバートフィッシュ。
彼の言動や犯行から、異常性癖をまとめてみました。
①自らの性器に針を刺していた【マゾヒズム】
アルバートフィッシュは5歳の頃に孤児院でのムチ打ちを楽しみにしていた…という究極のマゾヒストでもあります。
子どもに釘の付いた板で尻を叩かせるなどの異常行為だけでなく、自慰行為をする際には自らの性器に針を刺して痛みを与えるなど、異常なほどのマゾヒストでした。
アルバートフィッシュのレントゲンには、陰嚢に29本もの針が発見されたそうです。
またオイルをしみ込ませた綿をお尻に入れ、それに火を付けるなど、拷問にも近い行為を自慰行為として行っていたのだとか。
②犠牲者(子どもたち)の泣きわめく姿に興奮を覚えていた【サディズム】
更に、アルバートフィッシュは、サディストでもあります。
子どもたちを拷問するなど、『子どもたちの泣き叫ぶ姿に興奮を覚える』といった性癖もありました。
拷問行為について彼は、『犠牲者の悲鳴が忘れられない』などと発言していたそう。
犠牲者に対する拷問行為はとても残虐なもので、それを見て性的興奮を覚えていたとなると、かなりの異常者である事は間違いありません。
こうした残酷性から、彼は多くの人に恐れられる『歴史上最も異常な犯罪者』と呼ばれるようになっています。
③犯行の動機が食人だった【カニバリズム】
アルバートフィッシュは食人もしている事が判明していますが、シチューなど、手の込んだ料理をして味わっていたといいます。
人肉を食べる事に興奮を覚えていたとも言っています。
アルバートフィッシュが逮捕されたキッカケである、被害者家族に送った手紙には、犠牲者を食した感想が詳細に書かれていたのだそうです。
④排泄物を口にしていた【スカトロ】
生い立ちにもあるように、12歳の頃に親密な仲になった少年の影響で、スカトロという性癖にも目覚めています。
これに関しては、12歳の頃の事しか残っていませんので、その後もスカトロをしていたのかどうかは分かりませんが、排せつ物を口にする事に性的興奮を覚える性癖を持っていた事は間違いありません。
⑤被害者には少年も多い【バイセクシュアル?】
サウナで少年に対して、強姦を繰り返していたアルバートフィッシュ。
犠牲者には少年も多く、12歳で少年と親密な仲になっていた事もあり、同性愛者でもあったのではないでしょうか。
同性愛者やバイセクシュアルである事は別に『異常』ではありません。
彼の場合は少年に対する彼の欲望が『異常』でした。
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史上最悪の性的倒錯者で犯罪者・アルバートフィッシュの逮捕後は?
あまりに多くの犯罪を重ね、犠牲者家族へ送った手紙が元で逮捕に至ったアルバートフィッシュ。
その手紙の内容や、逮捕後の彼の様子についてまとめました。
①逮捕のキッカケは被害者家族への手紙
アルバートフィッシュは先述の通り、グレース・バッドという当時10歳の少女を殺害しています。
殺害後、人肉を調理して9日間かけて食していたそうですが、その行為があまりに悦びを覚えるものであったため、有頂天になっていたそうです。
『その悦びを伝えたい』という気持ちを抑えられなくなり、犠牲者の母親宛てに、人肉を食した感想を詳細に書いて送っています。
『1928年、カッテージチーズを持ってお宅を訪ねました。グレース(犠牲者)がヒザの上に乗り、その時、私は彼女の肉を食べてみようと決めたのです。』
この『カッテージチーズ』というのは犯人しか知らない情報であり、母親はすぐに警察に連絡し、この手紙からアルバートフィッシュはやっと逮捕に至ったのです。
他にも『パーティだと偽って連れ出そうとした事』や、『母親が行っても良いと言った事』なども書かれており、その後は犯行の内容や人肉の感想が書かれていたそうです。
母親からすれば、これほどおぞましい手紙はありません。
②裁判で死刑が決まるも…
裁判は10日間続き、最終的に死刑判決が言い渡されました。
裁判では、『アルバートフィッシュは精神喪失』だとして、死刑判決を免れようとしていました。
実際に被告人側の鑑定人は、『フィッシュは精神異常』だと言い切っています。
しかし、最終的に陪審員は精神喪失を認めず有罪、裁判官によって死刑が言い渡されました。
1936年に死刑執行が行われる際、アルバートフィッシュは電気椅子を前にして、『一生に1度のスリル』だと言ってのけたのだそう。
彼は、自身が犯した犯罪について反省は一切しておらず、電気椅子に座ってからもその様子は全く変わりませんでした。
彼の最後の言葉が『どうして私がこんな椅子に座らされるのか。全くわけが分からない。』だったそうです。
この言葉から、彼は死刑判決を受けるほどの罪を犯したのだという自覚は無かった事が分かります。
③生い立ちや精神疾患が元凶なのか?
彼の生い立ちなどを見ても、様々な要因が複雑に絡み合って、彼の性癖や人格などを形成していった事は分かりました。
しかし、周りの環境などの外的要因だけが、彼を犯罪者にしたわけではないと思います。
彼の中には元々、ハッキリと『異常性(サイコパスな部分)』があったのではないかと思います。
それに自分が気付いてしまった事で、欲求は大きくなり、ブレーキが効かなくなって多くの犠牲者を出してしまったのかもしれません。
何をどう言い訳しても、彼が犯した犯罪は許される事では無いでしょう。
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