【経験者が語る】アセクシャルって性欲がないの？実体験から謎を解明！

どうも！今回記事を書かさせていただいているとあることがきっかけで日々「LGBTQIA」について勉強をしている夜遊び太郎です。！

近年では様々なセクシャルマイノリティーがメディアでも取り上げられるようになり「LGBTQIA」を色々なところで見かけるようになりました。

「セクシャルマイノリティー」とは性的少数派のことで「LGBTQIA」とはレズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・クエスチョニング・インターセックス・アセクシャルの頭文字を取って「LGBTQIA」と呼ばれています。

今回はそんな「LGBTQIA」の中でもAのアセクシャルについてお話をさせて頂きます！

こちらのグラフは男性女性100人に聞いた「アセクシャルの意味をご存知ですか？」というアンケートを取った際の結果になります。

やはりメディアでも取り上げられるようになっていますが、まだきちんと意味を理解していない方が多いです。

「Asexual」（アセクシャル）とは無性愛とも呼ばれており他人に対して恋愛感情や性的欲求が少ない趣向のことを指しています。

最詳しく言うと他人に対して性的な魅力を感じないのが「アセクシャル」・他人に対して恋愛感情がないのが「アロマンティック」となっています。

日本では他人に恋愛感情が湧かない人を「アセクシャル」・「他人に対して恋愛感情も性的な魅力も感じないの人を「ノンアセクシャル」と呼ばれています。

これは「アセクシャル」と聞くとよく誤解されている方が多いです。

確かに「アセクシャル」の方には恋愛感情が希薄な人もおり、恋愛の経験が少ない方もいます。

しかし全員が恋愛をしないわけではありません。

上記でも説明した通り恋愛感情はあるが性的欲求がない方もいられます。

ですので「アセクシャル」の方でも恋愛をしている方や結婚までしている方もいられます。

またよく耳にするのですが「アセクシャル」の方は恋愛感情がないから冷たい人だとか感情がない人だなんて言葉をよく見かけます。

ですがそんなことは一切ありません。

確かに恋愛感情がない方もいますが、恋愛感情が無くても友人に対する友情や家族に対する家族愛をきちんと持っています。

そういった自身の考えのみで他人の趣向を否定する言葉は控えるべきです。

中には「アセクシャル」の方でも家族や友人に対しても感情が湧きにくい方も居られると思いますがそれと「アセクシャル」は何も関係がありません。

ですので「アセクシャル」の方でも恋愛をしようとしている方もたくさんいます。

実は「アセクシュアル」の方でも結婚願望がある方は大勢います。

もちろん全員が全員という分けではありませんが結婚はしなくてもいいと考えている方ももちろんいますが恋人と夫婦は違うと考えている方もいます。

家族のようにいつまでも自分を支えていてくれる人が欲しいという考えの方もいるのです。

しかしながら一般的な趣向の多い世の中では恋愛感情と性的な欲求は愛情と共にあると考えている方が多いため「アセクシュアル」であることを受け入れながら共にいてくれるパートナーが少ないようです。

ほとんどの方が気になるのは性欲がない生活ってどんなものなのだろうか？ということです。

これは完全に性欲がない方はほとんどいませんが「他人に対する性的欲求がない」だけで性欲自体はある方もいます。

「アセクシャル」の方でも性欲がある方は他の人とセックスをしたいと思わず1人でする自慰行為をする方が多いです。

中には性欲が全くなくオナニーやセックスに対して時間の無駄だと感じる人もいます。

セックスが必要だなと感じる人がたまにいますがそれは性欲から来るものではなく子供が欲しいと思っているから必要だと考えているそうです。

「アセクシャル」の方の中でもセックスになどの性的な欲求に対して興味がない方と嫌悪を抱いている方がほとんどだと思われます。

セックスなどは子供を作るためには必要な行為だと思っている方でもオナニーなどの自身の性欲を満たすためだけの行為は嫌われているそうです。

つまり「アセクシャル」の方にとってはセックスとは普通の性的思考の方のお持ちの方と比べるとさほど大切ではないのです。

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「アセクシャル」は他人に対して恋愛感情や性的欲求を抱かない趣向を指していますが、「ノンセクシャル」は他人に対して性的欲求を抱かない趣向のことを指しています。

つまり「アセクシュアル」と「ノンセクシュアル」の異なる点は他人に対して恋愛感情を抱くかどうかです。

他人に対して恋愛感情も性的な欲求も抱かないという方は「アセクシュアル」で他人に対して恋愛感情は抱くけれど性的な欲求は抱かないという方は「ノンセクシュアル」になります。

「ノンセクシュアル」の人は性的欲求を抱くことはありません。

また「ノンセクシャル」の方々の中でもパートナーと手を繋ぐことやキスやセックスなどの交際相手とどこまでできるかの線引きは異なります。

ですので結婚後した際に子供が欲しいと考える方と考えない方も意見が分かれたりします。

恋愛感情があったとしても性的な欲求が無いのでパートナーが望むことに応えられないという悩みが「ノンセクシュアル」の方に多く見られる悩みです。

一応「アセクシャル」の考え方は国々でも捉え方が変わっているため意味が全く一緒の国もあります。

また「アセクシャル」とよく混同される中には「アロマンティック」もあります。

「アロマンティック」は他人に恋愛感情は抱かないが性的な欲求は抱くという趣向です。

他人に対して恋愛感情も性的な魅力も感じない「アセクシャル」とは違い、「アロマンティック」は他人に恋愛感情は抱かないが性的な欲求はいだきます。

簡単に言ってしまえば他人に対して性的な欲求を抱くか抱かないかの違いです。

これはこの2つだけに限った話ではないのですが何をもって恋愛感情や性的な欲求を抱いていると言えるのでしょうか？

作家アシュリー・マーデルが手掛けた著書の「13歳から知っておきたいLGBT＋」ではこういう風に書かれています。

つまり性的欲求に線引きはなくどう線引きするかは自分次第だということです。

日本などではキスは特別な相手との行為になり性的な欲求と言えますが、海外ではキスを挨拶代わりにする人もいますよね。

どう考える方人それぞれなのです。

続いては恋愛感情についてです。

これらのことから恋愛感情や性的な欲求に線引きなどの定義はないということになります。

必ずしも自身の趣向がどれかに当てはまることはないということです。

例えばキスを性的な欲求と捉えている人がキスをしたいから性的な欲求があるけど恋愛感情はないと言えば「アロマンティック」となってしまうのです。

ですので何をもって「アロマンティック」だ「アセクシャル」だと決めつけることはできないということです。

一般的な方の中では恋愛感情と性的な行為は一緒と考えている方がほとんどだと思います。

しかし必ずしも一緒という分けではありません。

確かに好きな人だからこそセックスをしたいと考える方もいますが、相手がいるのにも関わらず性的な行為を他の人としたいという方も存在します。

ですので偏に恋愛感情と性的な欲求は一緒ではないのです。

こういった「LGBTQIA」に対しての理解が他国より遅れている現在の日本では、恋愛感情や性的な欲求があることが当たり前のように考えられています。

学生の間でも性行為の経験がる人は大人みたいな空気感があり、ある程度の年齢で性行為などを経験していない男性がいると、ダサいなどの馬鹿にする場面を私も見たことがあります。

ですが実際問題、恋愛をするのも性的な欲求を抱くのも本人の自由であり好きでもない人と付き合ったり性行為をする必要はありません。

逆に他の人に恋愛感情や性的な欲求を抱くように押し付ける方が間違っているのです。

他の人への恋愛感情は自分で決めてこの人好きになろうと思って好きな人を決めるものではないはずです。

気づいたら好きになってたという言葉もあるくらいです。

誰を好きになろうがなるまいが他人には関係のないことのです。

なので恋愛感情や性的な欲求がないことは決して悪いことではありません。

自分の価値観が絶対だと決めつけ、他人に押し付けることはいくら善意だとしても受け取る側からしたら悪意になってしまいます。

何を感じ何をするかは本人次第です。

ましてや他人に迷惑はかけていませんし、法律で禁止されているわけではありません。

どんなセクシャリティを持っていても誰しもが自由に幸せになることが出来る世界になってほしいです。

もし身近な方から「アセクシャル」と言われた場合ちゃんと寄り添ってあげましょう。

間違っても「可哀そう」や「運命の人に出会ってない」・「人間じゃなくロボットみたい」なんて言葉はかけないでください。

「アセクシュアル」は可哀そうなことではありません。

他の人と同様に個性が違うだけで何ら変わりません。

他の人よりセックスなどに興味がないだけです。

確かに「セクシュアリティ」はその時の結果的なものがありますが自分のことは自分が決める事であり、その人の価値観に他の人の価値観を押し付けることは間違いです！

また恋愛感情や性的な感情のありなしは感情がないわけでなく性格には何の関係もないありません。

他の国と比べると昔からある「セクシュアリティ」に対する価値観が強い現代の日本では、自分たちとは違うと言うだけで可愛そうな目で見たり、自身の価値観が正しいと押し付けられ足りしやすいです。

そういう中で自分が間違っていると思い追い込まれてい行く人もいるのです。

なのでまず身近な人が「アセクシャル」と告白してきたら理解することから始めてあげて下さい。

その人はあなたが信頼をして告白をしてくれていることを忘れずに寄り添ってあげて下さい。

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「アセクシャル」などの「LGBTQIA」はどこもおかしなことはありません。

誰を好きになるかどういった価値観を持っているかは誰しもが違います。

そういった中で少し自分とは違うだけで仲間外れにしたり、おかしなやつを見る目で見ないでください。

こういった「セクシュアリティ」での問題で悩んでいる方は沢山います。

自分がおかしいと思い込まされ、追い詰められている人が世界中にいます。

特に最近では日本でも同性での結婚や「セクシュアリティ」の問題に対する理解が増えてきています。

ですが全ての方に理解されているわけではありません。

ですので自身の身近にそういった方がいましたら助けてあげて下さい。

理解をしてあげることがとても大切なのです。

誰しもが自分を否定されたくはないですよね。

いつかは自分の個性を自由にさらけ出せるそういった世界が来ることを願っています。

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