オナ禁は意味がない?オナ禁のおかしな理屈にツッコミます！

みなさんこんにちは。

禁欲とは全く無縁のカトレア姐さんです。

そもそも私がオナ禁と言う行為に興味を持ったのは、「オナ禁で良く眠れるようになる」と言う本を読んだ事がきっかけでした。

しかし、巷で言われているオナ禁のメリットと言うのが、どうしても独りよがりな男性本位のものにしか思えなかったんですよね。

今回は、オナ禁をして得た「男性ホルモン値の高い男は本当に魅力的なのか」の真実に迫ります。

ぜひ最後までお楽しみくださいね!

まずは一般的に言われている、オナ禁について考えてみましょう。

オナ禁はオナニーを禁じる事で起こる、様々なメリットを説いた方法です。

オナ禁のメリットとデメリットには、以下のようなことが言われています。

オナ禁の最もたる意見は、オナ禁をする事でテストステロン値が上がる事です。

テストステロンとは、男性ホルモン。

男性ホルモンが溜まる事で、体つきや顔つきが男らしくなって、行動力が出るため、女性にモテるようになると言う理屈です。

確かに、オナ禁でテストステロン値が上がると言う研究結果があります。

しかし、7日間は上がり続けるが、8日目には数値が下がると言う結果も出ています。

また、オナ禁はオナニーに使う時間の節約になり、我慢を強いる為に精神力が強くなることがメリットと言われています。

また、オナ禁する事のデメリットについても知られています。

例えば、ペニスに触る機会が極端に減るために、早漏になりやすいという事です。

早漏って、パートナーがいる人にとっては、大問題なんじゃないでしょうか。

その他、単純に「辛い」「オナ禁している意味が解らなくなる」などがありますが、本当にこんな事で悩んでるなんて意味が分からないですよね。

お腹がすいているのに食べられない、って事ですもんね。

そりゃ精神的にも強くなれそうですね(笑。

そのまま、即身仏でも目指すつもりなんでしょうかね。

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オナ禁をしたいと考えている人は、無理のないようにすれば良いかと思います。

しかしながら、何をオナ禁と考えるかは、意見が分かれるところです。

オナ禁の方法には、オナニーだけを禁止すると言う考え方と、セックスも含む射精自体を禁止すると言う考え方があります。

オナニーで射精する事を禁じる事を「オナ禁」と言うのは、一般的ではないかと思います。

女性のオナニーの場合、クリトリスへの刺激が主なため、想像で気持ちを高める事がほとんどです。

しかし男性のオナニーはオカズを用意して気持ちを上げ、1時間くらいAVビデオを見ながら自分で射精に導くため、早漏の人でなければ、オナニーするだけでかなり時間を浪費する事は間違いないでしょう。

オナ禁のメリットで、時間が節約できると言われているのはそのためです。

オナニーは禁止だけれども、セックスはOKと唱えているオナ禁の方法もあります。

確かに、妻や彼女がいる場合、セックスの有無が関係に影響する可能性が出てきますので、セックスを拒否するのは困難な場合があるからです。

しかし、セックスには時間が掛かります。

正直言って、男性が射精すればお終いのオナニーよりも、女性への愛撫から始める必要のあるセックスは、さらに時間が掛かります。

オナニーは時間の無駄だけど、相手のあるセックスならばリセットされないと言う理屈は、オナ禁のメリットを語るには大いなる矛盾と言えます。

また、精子を放出しない事により、男性ホルモンが増えるという事がオナ禁のメリットならば、セックスをしない事も同様のメリットになり得ます。

ここにも「オナ禁で男性ホルモン値が上がる」に対する矛盾が生じるのです。

オナ禁のメリットと言われるものの中に、「男性ホルモンが上がるため男らしい体型になる」や、「筋肉が付きやすくなる」というものが見られます。

実は、セックスで得られるオーガズムによって分泌される脳内ホルモンの種類と、運動によって分泌される脳内ホルモンは同類です。

つまり、オナニーやセックスを禁止した事によって、(してはいけないと自分で決める事によって)人のパワーはどうしても運動へ向かわざるを得なくなるのです。

思春期の男児は、運動部に入れた方が良いと言うのもこの理屈ですよね。

オナニーやセックスもせず、運動もしないと言う状況だと、どうしても人間はストレスが溜まってしまうからです。

セックスが運動になる、運動ばかりしているとセックスしなくても平気になる、と言われるのはそういった理屈からです。

オナ禁をするとストレスが溜まるため、運動してエネルギーを発散しようとするのは自然な事なのです。

オナ禁をすると「精子が貯まるため」に、丈夫で健康な精子になると言うのは間違いです。

男性の精子は毎日新しく作られているので、オナ禁すると、精液は溜まります。

当然ですよね。

しかし、精子の健康度はどんどん落ちていきます。

良く、妊娠したい女性が「排卵日までオナニーしないで精液を貯めておけ」と男性(夫)に言う場面が見られますが、精液を貯める事で精子自体の運動率が落ち、かえって妊娠しにくくなるという事はもはや常識です。

そもそも、精嚢に精子を貯めておくことは、外からの熱や刺激で精子が死にやすくなること。

精子の健康にとって、オナ禁は大敵なのです。

オナ禁をすると、テストステロン値が上がり男らしくなる、男らしくなるので女性にモテるようになる、と言うのが「オナ禁推奨派」の主な意見です。

しかし、実際のところ、オナニーや性交渉をしないと男性は非常に攻撃的になります。

攻撃的な男性って、魅力的ではないですよね。

これは体験からですが、私が以前結婚していた男は「オナニーをしない男」でした。

女性は様々な理由から、セックスができない体調の事があります。

自分ではしないの?と聞くと「セックスできる相手(妻)がいるのに、なぜオナニーしなければいけないのだ」という事でした。

セックスを断られる、という事が既に男性をイラつかせる原因になる、という事は理解できるにしても、セックスもオナニーもしないと、男性はどうしても溜まってしまうので、イライラし始めるんですよね。

イライラして人に当たるくらいだったら、オナニーして抜けばいいのに、と私はいつも思っていました。

最終的には暴力を振るうようになったため、オナニーしないんだったら(そこまで頑なにオナニーせずにセックスだけにこだわるのだったら)他の女のところにでも行ってくれればいいのに、と思うようになりましたね。

オナ禁は、単なる精神論です。

ようは、お祭りなんですよ。

「俺、こんなに長い間オナニーしないんですよ、えらい?すごいよね?」て感じで、オナニーしないで頑張っている自分にテンションが上がっちゃっている状態。

イスラム教の断食月の男性のテンションって、それに似ているんですよね。

以前イスラム教の男性とお付き合いしていた事があるんですが、ラマダーン(断食月)の間は、日の出ている間には食事をしていけないと言う規律の他に、性行動の禁止、輸血などの禁止など、あらゆることが禁止されているんですよね。

ですので、ラマダーンの月になると、その男性は非常に気性が荒くなる。

お腹がすいてイライラするほかに、セックスできないんですから、相当溜まります。

ラマダーンを乗り越えられるのは、周りに家族や友人がいて、お互いに励まし合ってちょっとおかしなテンションになっている人達だけなんですよ、実際。

そんなにイライラするんだったらご飯食べればいいのに、とやはり私は思っていましたね。

実際に、海外に暮らしているとラマダーンの月にはレイプが増えます。

特に偏見と言う訳ではなく、襲われるのはイスラム教徒以外の女性で、レイプ犯は衝動的になったイスラム教徒と言う事があります。

自分と同じ宗教の女性は、身バレも早く襲えないですからね。

どの程度戒律を守って、実現しているかには個人差がかなりあるので、全てのイスラム教徒が1か月間禁欲をしているわけではありません。

しかしながらラマダーンの月になると、大使館から「テロ注意」のメールが来るのは、どう考えても断食やオナ禁によって、普段よりも攻撃的・衝動的になっている証拠ですね。

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オナ禁でテストステロン値が上昇する、という事実を否定する気はありません。

しかし問題なのは、テストステロンが増えた男が、本当に女性にとって魅力的かどうかという一点につきます。

そもそも、全ての女性が筋肉質でマッチョ(精神的)に興味があるかと言えば、全くそうではないのです。

女性が好む筋肉と言うのは、ぶよぶよしていないタイプの体形の事です。

筋肉バカの事ではありません。

また、精神的なマッチョとはいわゆる「亭主関白」の事です。

2020年に、そんなタイプの男性を好む女性は、ハッキリ言って少ないと言えます。

好みの男性のタイプを、「優しい人」と答える女性は一番多いですね。

また、ちょっとした強引さを好ましく感じる女性はいますが、それはあくまで「好きな人に強引にされると嬉しい」と言う意味にすぎません。

「ちょっと強引なのがタイプかな(相手が好みのタイプの男性なら)」と言う意味なのです。

つまり強引なだけの男性を男らしいとは思いませんし、正直、好きでもない男性に強引にされるとキモッ!と感じている事の方がダントツに多いのです。

オナ禁によってテストステロン値が上昇して、男らしくなり、自信が付くのでリーダーシップが取れるようになってモテる、と言う意見があります。

しかしながら、リーダーシップって男性ホルモン上昇だけで得られるものではなく、要はコミュニケーション力があり、人付き合いの上手い人が他者から尊敬を集める事によって得られる特技ですよね。

つまり、オナ禁でホルモン値が上がっただけでは、勝手にコミュ力が上がったり、人付き合いが上手くなったり、尊敬されたりなんて事ないんですよ。

どうしても、もともとの性格や、今までの経験がものを言うわけです。

全く新しい職場で、人間関係から新たにスタートさせる場合に、「新しい自分」を演じる場合には、心や行動を入れ替えて生まれ変わるチャンスはあるでしょう。

しかし、昨日まで仕事ができず上司に叱られてばかりだったモヤシっ子が、オナ禁を始めたからと言って急にリーダーシップが取れるようになるわけがありませんね。

テストステロン値が上昇する事により、男性的魅力・つまり競争心が沸いて出世する、と言う意見がありますが、果たしてそんなに単純でしょうか。

仕事にやりがいや熱意を感じ、積極的になって評価が上がる、という事はあるでしょう。

しかし、どんなにやる気や積極性が生まれても、雑な仕事をしていれば意味がありませんね。

また、出世のために頑張る姿と言うのは、表に見えないから評価されるんですよね。

競争心と言うのは、お互い同じようなレベルで競い合う相手がいて、お互いを高める事ができると互いに感じているからこそやりがいがあるわけで、ひとりで勝手に誰かに競争心を持っている人に誰も魅力を感じません。

オナ禁をする事によって、早漏になってしまったとしたら、結果的にマイナスです。

しかしオナ禁によって「久しぶりのセックスが燃える」という事はあるでしょう。

しかしながら、それって単なる自己満足ですよね。

久しぶりのセックスが燃えて、いつもは1回だけなのに、2回・3回出来た。

そんな事があったとしましょう。

それでパートナーが喜んでくれたというのは、もしかすると普段から早漏なんじゃないでしょうか。

セックスの度に、毎回2回も3回もやる男って、結構嫌じゃないですか?

別に、満足できれば回数なんて必要ないんですよね。

回数で女性を満足させられると思っていること自体が大きな間違いで、回数で喜ぶ女性って普段男性があまりにお粗末なセックスしかしていないのかな、と思ってしまいますね。

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